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恵那峡と中山道・大井宿|岐阜県恵那市で過ごす半日ガイド

恵那峡の湖にかかる赤い橋
写真: Ian Ferguson · InakaLifePhoto

岐阜県南部の恵那市は、かつて江戸と京都を山あいで結んだ中山道の宿場町です。今は湖と峡谷と美術館がある静かな町で、定番の観光ルートから少し外れた場所が好きな人にぴったりです。名古屋からも行きやすく、都会の喧騒から離れたい日の小旅行にちょうどいい距離です。

青空の下、恵那峡の湖に架かる赤い橋

恵那峡

恵那峡は自然の峡谷のように見えますが、実は水は人の手によるものです。1920年代に木曽川にダムが建設され、切り立った岩の岸のあいだの谷に水がたまってできた湖です。その結果、両岸に断崖や奇岩が続く、曲がりくねった湖が生まれました。

静かな水面と恵那峡に架かる橋

岩を見るなら水上からがいちばん手軽で、湖には遊覧船が運航しています。遊歩道や橋もあるので、岸から眺めることもできます。遊覧船の運航時間や料金は変わることがあるので、出かける前に公式の観光情報を確認してください。

恵那峡の湖の上を通る赤い手すりの遊歩道

木の向こうできらめく湖面

季節ごとの楽しみ

  • **春:**さざなみ公園周辺で約200本の桜が咲きます。湖と桜の組み合わせは一年でいちばんの見どころです。
  • **初夏:**みずみずしい緑の山と穏やかな水面。
  • **秋:**岸辺の紅葉。晴れた日には北アルプス方面まで見渡せます。
  • **冬:**渡り鳥やオシドリが訪れ、静かなバードウォッチングの場所になります。

湖畔の遊覧船と満開の桜

水面にかかる桜の枝と対岸のホテル

夕方と早朝は湖がいちばん穏やかな時間帯で、水面にやわらかく景色が映り、人もほとんどいません。

恵那峡の湖に映るブルーアワーの景色

アクセス

JR恵那駅から東鉄バスの恵那峡行きに乗り、「恵那峡」で下車。乗車時間は約15分です。都市部ほど本数が多くないので、事前に時刻表を確認しておきましょう。

中山道と恵那の旧市街

恵那は中山道の宿場町で、大井宿は中山道69次のうち46番目の宿場でした。町並みは攻め込む敵の勢いをそぐために直角に曲がる「枡形」がいくつも設けられ、今もその曲がり角をたどって歩くことができます。古い旅籠や商家がいくつか残っていますが、本陣は1946年に焼失し、現在は門と外塀だけが残っています。

時間があれば、近くの城下町・岩村もおすすめです。岩村のガイドで紹介しています。

中山道広重美術館

中山道について知るなら、恵那駅から歩いてすぐの中山道広重美術館がいちばんです。歌川広重が描いた「木曽海道(中山道の山間部)」の浮世絵を中心に展示しています。展示は一年を通して入れ替わり、月曜休館です。

中山道広重美術館の入口

2階には、木版画の重ね摺りを実際に体験できるコーナーがあり、子どもも大人も楽しめるひと休みになります。

広重の東海道の版画を使った美術館前の展示バナー

ご当地グルメ

  • **五平餅:**駅から1分の「あまから本店」で。つぶしたご飯を串に刺して焼き、くるみやごま入りの甘い味噌だれを塗ったものです。手ごろな値段でおなかも満たされますが、週末は人気商品が早めに売り切れることもあります。
  • 栗きんとん:「恵那川上屋」で。恵那を代表する栗菓子で、作られるのは秋、例年9月から11月ごろです。

おすすめプラン

  1. **午前:**恵那駅近くで広重美術館と五平餅。
  2. **昼:**バスで恵那峡へ。湖畔を散策するか遊覧船に。
  3. **午後:**町に戻って栗菓子を味わうか、車があれば岩村まで足をのばしましょう。

岩村も回るなら丸1日みておきましょう。車がない場合は、バスの接続を考えると恵那峡と駅周辺の組み合わせがいちばん回りやすいです。

紹介したスポットはすべて、岐阜県ガイドとNipponNaviの地図で確認できます。

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