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太宰府天満宮と九州国立博物館|福岡から気軽に行ける半日旅

太宰府天満宮の朱塗りの楼門
写真: Ian Ferguson · InakaLifePhoto

太宰府は福岡からの日帰り旅でいちばん人気の行き先で、しかも気軽に行けます。天神から電車で30分ほどの小さな町に、九州でも特に重要な神社のひとつ・太宰府天満宮があり、そのすぐ裏には印象的な九州国立博物館が建っています。2つを合わせると、ゆったりした半日コースになります。

太宰府天満宮の朱色の楼門

おまつりされているのは

太宰府天満宮がおまつりしているのは、平安時代の学者で政治家だった菅原道真公です。京都から太宰府へ左遷され、903年にこの地で亡くなりました。天満宮は道真公の墓所の上に建てられ、長い年月を経て、道真公は学問の神さま「天神さま」として信仰されるようになりました。全国から受験生が合格祈願に訪れ、1月と2月はとくににぎわいます。

参道

太宰府駅から天満宮までの参道には、お店や屋台が並んでいます。名物は梅ヶ枝餅。あんこを包んで焼いたお餅に、梅の花の焼き印が押されています。どのお店でも焼きたてを買えます。参道には建築家・隈研吾さんが設計したスターバックスもあり、数千本の木の棒を組み合わせた店内が見どころです。

太宰府天満宮の青空の下にそびえる石灯籠

心字池と三つの橋

境内に入ると、心字池に架かる三つの橋を渡ります。太鼓橋、平橋、そしてもう一つの太鼓橋。それぞれ過去・現在・未来を表すといわれています。最初の太鼓橋のてっぺんで立ち止まると、池の中の島の庭園がよく見えます。

太宰府天満宮の太鼓橋から見た心字池と中島

楼門と御本殿

橋を渡った先、朱色の二層の楼門をくぐると、御本殿の前に出ます。

御本殿は、124年ぶりとなる大規模な修復を終えたばかりです。漆はすべて塗り直され、約800点の金具が修理され、檜皮葺の屋根も全面的に葺き替えられました。工事中の2023年から2026年までは、建築家・藤本壮介さんが設計した仮殿で参拝が行われていました。屋根の上に小さな森が茂る仮殿として話題になりましたが、現在は解体され、2026年9月から再び修復された御本殿の前で参拝できるようになりました。

御本殿の右手には「飛梅」があります。道真公を慕うあまり、京都から太宰府まで一夜で飛んできたと伝わる梅の木です。境内には約6,000本の梅があり、1月下旬から3月上旬にかけて咲きます。

御神牛

境内のあちこちにある牛の像にも注目してください。牛は天神さまのお使いで、牛の頭をなでると頭が良くなるといわれています。頭がつるつるに光っている像があるのはそのためです。

太宰府天満宮の境内の御神牛

九州国立博物館

天満宮の裏手から、エスカレーターと動く歩道でトンネルを抜けて丘を上ると、九州国立博物館に着きます。2005年に、東京・京都・奈良に続く日本で4番目の国立博物館として開館しました。森の中に置かれた巨大な曲面ガラスの建物は、中に入らなくても外から見る価値があります。

太宰府の九州国立博物館の曲面ガラスの屋根

常設展のテーマは、アジアとの交流が日本の文化をどう形づくってきたか。千年以上にわたって大陸への玄関口だった九州らしいテーマです。特別展は一年を通して入れ替わります。原則として月曜休館なので、出かける前にスケジュールを確認しましょう。

アクセス

  • **天神から電車で:**西鉄天神大牟田線で二日市駅へ行き、太宰府線に乗り換えて太宰府駅へ。所要時間は約30分。天満宮は駅から歩いて5分ほどです。
  • **博多から:**地下鉄で天神へ行き西鉄に乗り換えるか、博多バスターミナルまたは福岡空港から直行の「太宰府ライナーバス 旅人」で約40分です。

ポイント

  • **早めの時間に。**観光バスは午前中の半ばから到着し始め、昼ごろには参道がかなり混雑します。とくに週末は要注意です。
  • 梅の季節の2月がいちばん美しく、いちばん混む時期でもあります。
  • **市内観光と組み合わせて。**福岡市内に戻れば、福岡城跡と大濠公園で午後を気軽に過ごせます。福岡城跡と大濠公園のガイドもどうぞ。

太宰府天満宮、九州国立博物館、周辺のグルメスポットは、福岡県ガイドとNipponNaviの地図で確認できます。

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