天守閣閉館中の名古屋城の楽しみ方|本丸御殿・金シャチ・金シャチ横丁
名古屋城は名古屋でいちばん有名な観光地です。よく聞かれるのが「今は中に入れるの?」という質問。天守閣については、答えは「いいえ」です。2018年から閉館しています。でも、それは名古屋城を見送る理由にはなりません。城内は公開されていて、天守は外から見ても見事ですし、復元された本丸御殿は日本で実際に中を歩ける伝統建築の中でも屈指の美しさです。

名古屋城の歴史
名古屋城は1610年、徳川家康の命で築城が始まり、天守は1612年に完成しました。徳川御三家のひとつ、尾張徳川家の居城です。天守と本丸御殿は1945年の空襲で焼失しました。天守は1959年に鉄骨鉄筋コンクリートで再建され、名古屋のシンボルとなった金のしゃちほこも一緒に復元されました。

天守閣が閉館している理由
コンクリート造の天守は、耐震性の問題から2018年5月に閉館しました。名古屋市は史実に忠実な木造での復元を計画していて、石垣の調査や木材の準備などが進められています。再開の時期はまだ決まっていないので、天守以外の見どころを中心に計画しましょう。
今見られるもの
本丸御殿
今の名古屋城でいちばんの見どころです。もとの御殿は1615年に完成し、1945年に焼失しました。江戸時代の図面や記録をもとに復元が進められ、2018年に完成しました。中に入ると、金箔の障壁画に彩られた部屋が次々と続き、奥へ進むほど欄間の彫刻や天井画が豪華になっていきます。入場は名古屋城の観覧料に含まれています。靴を脱いで上がるので、靴下を履いていきましょう。
天守と石垣
天守のまわりをぐるっと一周すると、しゃちほこをいろいろな角度から見られます。石垣もじっくり見てみてください。多くの石には、各区画を担当した大名の印が刻まれています。いちばん大きな石は、武将・加藤清正にちなんで「清正石」と呼ばれています。

庭園と季節
城内には約1,000本の桜があり、3月下旬から4月上旬が一年でいちばん美しく、いちばん混雑する時期です。夜にはライトアップも行われます。秋には名古屋城秋まつりや菊花大会が開かれます。


金シャチ横丁
正門と東門のすぐ外にある金シャチ横丁は、伝統的な建物風の飲食店やお店が並ぶエリアです。ひつまぶしや味噌カツなど、名古屋めしを味わうのにぴったり。多くのお店は夕方の早い時間に閉まります。
参観のポイント
- **開園時間:**9:00〜16:30。本丸御殿の最終入場は16:00で、門から歩いて10分ほどかかるので、15:45ごろまでには着くようにしましょう。
- **休園日:**12月29日〜1月1日。
- **アクセス:**地下鉄名城線「名古屋城駅」(2023年に「市役所駅」から改称)へ。名古屋駅から乗り換え1回、約15分です。東門へは7番出口から歩いて約5分。
- **おすすめの時間帯:**平日の朝がいちばん空いています。団体客は午前中の遅い時間に到着することが多いです。
名古屋で丸1日過ごすなら、名古屋城と栄・大須を組み合わせるのがおすすめです。名古屋中心部のガイドで紹介しています。
名古屋城、金シャチ横丁、そのほかの名古屋のスポットは、愛知県ガイドとNipponNaviの地図で確認できます。


