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岩崎城|日進市の知られざる城と桜まつり

桜に縁取られた日進市の岩崎城天守
写真: Ian Ferguson · InakaLifePhoto

名古屋城は誰もが知っています。大きくて、金のしゃちほこがあって、名古屋観光の定番リストには必ず入っています。でも、名古屋のすぐ東、日進市には、もっと小さいけれど同じくらい訪れる価値のある城があります。特に春がおすすめです。それが岩崎城。愛知を訪れる人のほとんどが、その名前を知りません。

春の桜に囲まれた岩崎城の五層の天守

岩崎城の歴史

最初にお伝えしておくと、今見られる天守は当時のものではありません。五層の天守は1987年、かつての本丸跡に建てられたものです。でも、この場所の歴史は本物です。

岩崎城は1500年代前半に築かれ、丹羽氏の居城でした。1584年、豊臣秀吉と徳川家康が対峙した小牧・長久手の戦いで、岩崎城は秀吉軍の進路上にあり、落城しました。小さな城ですが、歴史の大きな転換点に関わった場所です。それを知ってから城跡を歩くと、また違って見えてきます。

岩崎城の境内、古木のそばの石灯籠(モノクロ)

桜まつり

行けるなら4月上旬がおすすめです。城跡は桜に包まれ、日進市の桜まつりが開かれます。屋台や飾りつけが並び、地元の家族連れでにぎわいます。大きな観光イベントというより地域のお祭りで、そこがいちばんの魅力。名古屋の有名な花見スポットのような人混みにもまれることなく、桜を楽しめます。

桜の季節、岩崎城の下に並ぶ屋台と人々

フェンスまでお祭り仕様に飾られます。

岩崎城の桜まつりでフェンスに結ばれたピンクの紙の花

写真を撮るなら、正面から城を撮るだけでなく、低い位置から狙ったり、近くの家々のあいだから天守をのぞかせたりしてみてください。住宅街のど真ん中に城がある、それこそが岩崎城らしさです。

マンホール越しに低い位置から見る岩崎城

住宅街の建物のあいだから見える岩崎城(モノクロ)

岩崎城歴史記念館

城跡の中には岩崎城歴史記念館があり、なんと入館無料です。城と合戦の歴史を紹介していて、城跡を歩く前に30分ほど立ち寄ると、背景がよくわかります。

  • **開館時間:**9:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • **休館日:**月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
  • **入館料:**無料

開館時間は変わることがあるので、出かける前に日進市のウェブサイトで確認しましょう。

アクセス

名古屋の中心部から地下鉄東山線で星ヶ丘駅へ。そこからバスに乗って「岩崎御岳口」で下車し、城まで歩いて約5分です。車なら名古屋から気軽に行けます。

行く価値はある?

姫路城や名古屋城のような城を期待すると、がっかりするかもしれません。そういう城ではないからです。でも、愛知の静かで地元らしい一面に触れたい人、戦国時代の本物の歴史と、とびきり居心地のいい桜まつりを楽しみたい人には、半日かけて訪れる価値があります。

名古屋周辺のおすすめは愛知県ガイドで、1日の計画はNipponNaviの地図でどうぞ。

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